容器内側の「白フタ」は、開封後、定期的にご使用になる場合は、取り外したままで保管いただけます。
※白フタとインナー容器の隙間にジェルが付着しますと、フタが開けづらくなる場合がございます。
※その他の注意事項はパッケージに記載しております。
硬化用ライトの光、間接的な日光など、わずかな光でも一定時間吸収してしまいますと、フタを閉めても容器の内部でゆっくり硬化を開始します。ご使用にならないときは常にキャップを閉めて保管ください。
常温(15℃~25℃)以外での気温環境では、気温が低いほどジェルが硬くなりやすく、気温が高いほどジェルが軟らかくなります。
低温状態から元に戻す場合は、常温の室内に置いて戻したり、湯せんをご利用ください。
高温状態から元に戻す場合は、常温の室内に置くか、容器のまま冷蔵庫に入れるなどしてください。
インナーの塗装と内部容器の二重構造で紫外線を通さない設計にしております。
※内フタを開けっ放しにしますと、日光やLED/UV光源に当たることで硬化する原因となりますのでご注意ください。
横倒ししたり逆さまにしてしまった場合、10分ほど容器を正しく置きますとジェルが元の状態に戻ります。
取り扱い販売会社で購入できます。
※取扱販売店はDEALERのページ【こちら】をご覧ください。
取扱販売店により販売しているアイテムが異なる場合がございます。
※2023年3月現在 取り扱い商品補足
・ベースナチュラル(Base Natural)商品は、BEAUTY GARAGEで販売しております。
・ノンワイプトップ商品、クリーナー等の溶剤は、rednails web channelおよびBEAUTY GARAGEで販売しております。
使用や購入は可能ですが、Empatiaブランドはネイルサロン用に開発した商品となります。
ネイルの認定資格保有、ネイルサロンでの就業など、業務用ジェルネイルへの理解や経験値のある方に向けた商品になりますので、ご理解のうえご使用ください。
コントロールシリーズのジェル商品は全て化粧品登録されております。化粧品登録されている商品にはパッケージに使用している成分を配合率の多い順に記載しております。
ジェルの開発と商品化には、ひとつのプロダクト商品につき、100名以上のプロシューマ・ネイリストの施術結果と意見が開発に反映されています。
取扱販売店様により、販売しているアイテムが異なる場合がございます。 ※2023年3月現在 取り扱い商品補足 ・ベースナチュラル商品は、BEAUTY GARAGEで販売しております。 ・ノンワイプトップ商品、クリーナー等の溶剤は、rednails web channelおよびBEAUTY GARAGEで販売しております。
コントロールシリーズのベースジェルは、サンディングしてもしなくてもご使用できます。
ただし、新規のお客様や本ジェルを初めてご使用になる場合、フィルイン施術をされる場合、また定着期間を高めるためには、サンディングをお勧めしております。
〈サンディングされる場合〉
ネイルマシン(サンディングバンド)または180G程度のサンディングバッファで、表面全体のツヤが無くなる程度にサンディングください。
※詳しくは、HOW TO「施術前のプレパレーション」に公開いたしますのでご参照ください
各メーカーで発売されているプライマーは、そのメーカーのベースジェルの定着を良くするために設計されております。
ベースの成分とプライマーの成分には相性がございますので、プライマーを使用することで、かえって定着が悪くなる場合がございます。
UV/LEDで硬化するアクリル系のソークオフジェルとは併用可能です。
※UV対応(LED未対応)のジェルを併用する場合は、UVに対応している硬化装置をご使用ください。
※他メーカー品との相性データが一部ございます。お問い合わせ画面からご照会くださりましたらご回答いたします。(取扱販売店TAT様にも、相性情報をご提供しております)
※他社品とのミキシングは推奨しておりません。
下記のジェルの組み合わせはミキシングが可能です。
・Base「Natural」とBase「Strong」
・Build「Natural」とBuild「Expert」
※各商品の紹介ページに、「テクスチャ」「硬化後の硬さ・弾力性・柔軟性」を目安として記載しておりますので、こちらもご参考にしてください。
LED光線の場合は405nm、UV光線の場合は365nmの領域をカバーしているライトであればご使用いただけます。プロ用の卸問屋で取り扱っている業務用ライトで、爪先からライトまでの距離が6㎝以内で、LED30W以上、UV36W以上を推奨しております。
※nm(ナノメートル)=可視光線や紫外線などの光波長を表す単位
LEDライトの場合ですと、取り付けてある電球の数や電球の位置、出力ワット数、装置の形状(ドーム型やフラット型)などの条件で微妙に変化いたします。
本来固まるべきジェルを未硬化として残してしまいますと、施術不良の原因ともなりかねませんので、お持ちのライトに適する効果範囲を考慮しまして、30秒から40秒までの範囲で記述しております。
以下の注意点をご覧いただき、改善方法がないかご検証ください。
(ジェルの厚塗り)
極端にジェルを厚く塗りすぎてしまいますと、内部が完全に固まらない場合がございます。その場合は塗布する回数を分けてご対処ください。
(電球の交換)
電球の劣化による出力不足で硬化時間に影響を及ぼす場合がございます。
(業務用以外のライト)
市販製品のライトなどでは、36W規格でも規格通りに出力していない場合がございます。
(ライトとの距離)
硬化時間は爪とライトとの距離にも影響しますので、極端に距離が離れていますと時間がかかる場合がございます。
(未硬化ジェル)
Empatiaコントロールシリーズの全てのジェルは未硬化ジェルが発生します。指定の硬化時間を超えても残る表面のベタつきは未硬化ジェルとご判断ください。
次のケースなどでは、熱を感じられることがございます。
・自爪が薄い。
・ジェルで一度に厚みを出し過ぎる。
・爪と光源が極端に近い。
・硬化装置の照射出力が強力。
対処法としましては、通常より光源から爪を少し離して、硬化時間を長めにされますと、熱を和らげることができます。
ベースジェル、ビルダージェルともに対応しております。
ベース「Natural」「Strong」は、硬化後の硬さを少し軟らかめに設計しております。
ベース層だけを残してフィルイン施術される場合は、マシンによる巻き込みを起こさないためにも、初回施術の際に必ずサンディングを実施してください。
※ベースが薄すぎるとフィルインの際に削り落としてしまう可能性がありますので、薄くなりすぎないように塗布します。
※Base(Natural)は、筆の圧が強いと薄くなりやすいためご注意が必要となります。厚みのコントロールが不安な方には2度塗りをお勧めしております。
各商品の紹介ページに、「硬化後の硬さ」を目安として記載しておりますので、こちらもご参考にしてください。
ビルド「Natural」、ビルド「Expert」ともに、トップコートジェルとしては推奨しておりません。
コットンなど、クリーナーをしっかり含み、蒸発しにくい素材をご使用ください。
1.コットンの裏面にまでクリーナーが浸る程度に塗布します。
2.クリーナーがしみ込んだ面を爪全体(ネイル面)に当て、軽め に圧をかけながら拭き取りください。
拭き取ったジェルが残った面を使用したり、拭き取り後すぐに指で触れたり、強く何度も拭き取りをしてしまいますと曇る原因となりますのでご注意ください。
ジェルが皮膚に付着した場合、施術中は水分を沢山含ませたコットンやタオル等で丁寧に拭き取り、施術後には水と石鹸でしっかり洗い流してください。
※オフ中に発生するネイルダストの付着、アセトンで溶解したジェルの付着も丁寧に洗浄ください。
※一般的なネイル用クリーナー(クレンザー)は、ジェルを拭き取るのには適しますが、皮膚に付着したジェルを洗浄するのには、十分な処置ではございません。
以下の注意点をご覧いただき、改善方法がないかご検証ください。
・硬化後30秒以上経ってからクリーナーで拭き取りしてください。
・ご使用のネイルクリーナーまたはクレンザーとの相性が良くない。(水の配合量が多いなど)
・クリーナーの量が少ない、拭き取り前にクリーナーが蒸発してしまっている。
・拭き取り済の汚れたコットン面で何度も拭き取っている。
・ジェルの塗布量が少ない。(極端に薄く塗りますとツヤがでない原因にもなります)
・ジェルが十分硬化していない、ライトが一定に当たっていない。
(親指と小指の両サイドは、かざす手の傾きで光照射の影になりやすいため、親指とその他の指を別々に硬化するなどしてご対応ください)
※参考(Q & A:トップジェルの未硬化ジェルの拭き取りについて)
下記のアルコール成分で主要構成されている、ネイル用クリーナー(クレンザー)であればご使用いただけます。ただし相性がありますので、お配りしているサンプル等で事前にご確認ください。※TAT各店舗にサンプルジェルを置いておりますので、こちらでもご確認いただくことができます。
・イソプロピルアルコール(イソプロパノール)
・エタノール
・アセトン
成分に「水」が含まれるなど、アルコール(エタノール・イソプロパノール等)の配合率が低い場合、またはアルコール以外の成分が原因で、未硬化ジェル拭き取りの際に曇りが生じる場合がございます。
アルコールの揮発性が高い商品の場合はクリーナーの量を多めにしたり、蒸発しにくいコットン素材の拭き取り用具をご使用ください。未硬化ジェルの拭き取りには、エンパチーア・クリーナーを推奨しておりますが、お手持ちのクリーナー・クレンザーをご使用の際は、(より良い艶を出すために)無水系エタノールまたはイソパノール(アルコール純度の高い溶剤)でお試しください。ご使用中のクリーナーとの相性について、事前に拭き取りテストを実施いただくことをご推奨いたします。※参考(Q & A:トップジェルの未硬化ジェルの拭き取りについて)
主要成分がアセトンで構成されている、ネイル用リムーバーであればご使用いただけます。
ベース層の手前まで削り取った場合ですと約5分~10分、カラー層を残したままの場合ですと約20分~25分ほどでジェルが剥離されます。
Empatiaジェルと複数のジェルメーカーを併用した場合のオフ時間について、一部検証はしておりますが、すべてのジェルの検証は出来ておりません。所定の時間を前後する場合がございますこと、ご了承ください。
以下のような状況では、オフに時間が掛かる場合がございます。
・ファイルでの削り不足でリムーバーが浸透していない。
・ジェル層の厚みがある。
・アセトンに溶解しにくいタイプのジェルが含まれている。
・指先が低温または冷えている。
お客様の指先の体温は、季節や体調などで人それぞれ異なります。
「いつもオフに時間がかかる」「爪先にジェルが残ってしまう」「綺麗に剥がれない指がある」などの対策としましては、オフ術中の手をビニールで覆ってから、お湯に浸したり、電気カイロなどを使用して、指先(爪の周囲)を温めるとオフがしやすくなります。
Empatiaでは、アクリル系の酸としては、アクリル酸イソボルニルやアクリル酸4-ヒドロキシブチル。メタクリル系の酸としては、HEMAやメタクリル酸イソボルニルなどを採用しております。
一般的なアクリルジェルには、〈アクリル系の酸〉や〈メタクリル系の酸〉が配合されております。Empatiaでは、アクリル系の酸、メタクリル系の酸、これらの酸を使用する場合、Globally Harmonized System of Classification and Labelling of Chemicals(化学品の有害性を示す世界基準の分類)にもとづいて、ばく露による有害性が高い成分は除外して採用しています。
※例えば、メタクリル酸とメタクリル酸イソボルニルとでは、名称は似ておりますが、化学式、構造、成分として身体へ与える影響は全く異なるものになります。
※商品パッケージには、使用成分の割合が多い順に記載しております。
Empatiaのジェルは、とくに「ばく露」による、ネイリストの身体への影響を配慮して商品開発をしております。当社のジェルの開発基準では、300種類以上にもおよぶ樹脂開発のデータをもとに、ネイリストが長期間ダストを吸引したとしても、「身体への影響が極めて低い」成分であることを優先し商品化しております。
※「ばく露」とは、例えば、タバコの副流煙(受動喫煙)により、有害成分にさらされることをいいます。ネイルダストに含まれる成分も、短時間では身体に影響がほとんどなくても、長期間に渡り体内に取りこまれることには、十分注意が必要な場合がございます。
当社のジェル商品の一部にはHEMAを使用しております。HEMAを使用する理由としましては、ジェルの結合性を高め、密着力や定着力に優れることが理由となります。
HEMAは化学名「メタクリル酸2-ヒドロキシエチル」と表記される「酸」の一種で、皮膚から吸収することでアレルギー性皮膚反応を起こす可能性があります。
しかし、HEMAに限らず、アクリルジェルに使用されている「アクリル系の酸」「メタクリル系の酸」等には、アレルギー性皮膚炎の反応を起こす要素が存在しますので、皮膚からの吸収を防止するケアが重要となります。
一部のジェル商品には、シリカやハイドロキノンといった成分を使用しておりますが、配合率はいずれも全体の1%未満となっております。
※シリカは、ミネラルウォーターや調味料などの食品添加物に使用されているものと同じで、水溶性の〈非結晶体シリカ〉を使用しております。
※ハイドロキノンは、美白化粧品(HQ化粧品)などで使用されている成分と同じで、厚生労働省が定める配合率を超えない範囲で使用し、その配合率は1%未満としております。
施術後に爪や皮膚に異常が出てしまう場合がありますが、このような場合は、お客様に医師の診断を受けて治療いただくしかございません。
グリーンネイルの予防策としましては、施術後にジェルの一部が浮いてしまった場合など、お客様自身で処置をしたり、長期間放置しない(させないようにカウンセリング)が重要となります。
ジェルによるアレルギー反応の予防策としましては、皮膚から吸収しないように配慮し、施術の際にケアを心掛けることが重要となります。
※施術時にジェルが付着した場合 (Q & A:ジェルが皮膚に付いてしまいました)
ジェル成分の「皮膚からの吸収」を防止するために、洗浄によるきちんとしたケアをすることで、その発生を抑えることに繋がります。
予防策としましては、皮膚に付着しない施術はもちろんですが、皮膚にジェルやダストが付着した場合は水で洗浄し(施術中は水を含んだタオル等で拭き取り)、リムーバーを使用してオフした後や、全ての施術が終了した際には、ボウルなどに入れた水と石鹸で十分に洗い流すことを推奨しております。
※長時間放置をしたり、洗浄を怠ることで、反応を引き起こす原因に繋がります。
※参考(Q&A:ジェルが皮膚に付いてしまいました)
アレルギー反応には、ジェルによる反応だけでなく、紫外線、アルコール(アセトン、エタノール)、ネイルケア用のクリームやオイルに含まれる成分などのケースもございます。
安全かつ適切な処置をしていただくためにも、ご自身で判断されずに、医師の診断を受けていただきますようお願いいたします。
以下の注意点をご覧いただき、改善方法がないかご検証ください。
〈プレパレーション〉
爪全体からリフトしたり欠ける場合
・施術前に爪表面の水分と油分を除去していない。
・サンディングした際のダストが表面に残っている。
・サンディング出来ていない箇所がある
・プレートに深い傷が入っている。
(ジェルと爪の接着面が一定になっていない、安定していない部分がある)
爪の根元から浮く場合
・ルースキューティクルが除去されず、残ったままジェルを塗布してしまっている。
爪先やサイドからリフトする場合
・フリーエッジのベース不足(爪先を巻き込むようにベースを塗布していない)
・サイドラインの皮膚にジェルが付着したまま硬化してしまっている。
お客様自身の状況により、リフトや欠ける原因を引き起こす場合がございます。
・水仕事が多い(洗剤の影響)、温泉成分の影響
・パソコンや軽作業、スポーツなど、手先や爪に負荷が掛かっている。
・抗生物質・サプリメント等の服用、発汗・多汗によりそれらの成分が爪に影響を与えている。
・皮膚や爪が乾燥していたり、食生活の影響により、爪に柔軟性が無くなり割れやすくなっている。
・自爪が薄い(土台がしなりやすくなることで、欠けたり剥がれやすくなります)
・爪に亀裂がある(亀裂が動くことでリフトしやすくなります)